前後の文脈を付けて項目として立てる索引のことである。たとえば、"The cow
jumped over the moon." という文があるとしよう。今、キーワードを
角カッコ ([]) で示すとすると、@command{ptx} による一番素朴なパミューテド・
-インデックスの作成では、この文から、@*
-"[The] cow jumped over the moon.", "The [cow] jumped over the moon.",@*
-"The cow [jumped] over the moon.", "The cow jumped [over] the moon.",@*
-"The cow jumped over [the] moon.", "The cow jumped over the [moon]." @*
+インデックスの作成では、この文から、
+
+@example
+[The] cow jumped over the moon.
+The [cow] jumped over the moon.
+The cow [jumped] over the moon.
+The cow jumped [over] the moon.
+The cow jumped over [the] moon.
+The cow jumped over the [moon].
+@end example
+
+@noindent
という、キーワードの位置だけが違う 6 個の索引項目が作られ、キーワード
によってソートされて、出力されるのである。「パミューテド (permuted)」
というのは、文中でキーワードが順番に移動するのを、円順列 (cyclic
@var{file} を指定することができる。@var{file} を一つも指定しない場合は、標準入力が
読み込まれる。@var{file} を 1 個以上指定した場合、それは入力ファイルの名前で
あり、入力ファイルはすべて順番に、あたかもすべてのファイルが結合されて
-いるかのように読み込まれる。とは言え、各ファイル同士は文脈的に完全に分離
-しており、参照先情報の自動作成を指定している場合に、参照先のファイル名や
-行番号が指し示すのは、個々の入力テキストファイルのそれである。どの場合
-でも、@command{ptx} は、パミューテド・インデックスを標準出力に出力する。
+いるかのように読み込まれる。とは言え、各ファイル同士は文脈的に完全に
+分離しており、参照箇所情報の自動作成を指定している場合に、参照箇所の
+ファイル名や行番号が指し示すのは、個々の入力テキストファイルのそれで
+ある。どの場合でも、@command{ptx} は、パミューテド・インデックスを標準出力に
+出力する。
GNU による拡張が有効になっていない場合、すなわち、プログラムが従来
モードで動作する場合は、オプションのほかに 0 から 2 個のパラメータを
ファイル (訳注: 上記書式の @var{input}) の名前である。パラメータが二つある
場合、それぞれが示しているのは、読み込み対象の @var{input} ファイルと出力先
の @var{output} ファイルの名前だ。この場合、二番目のパラメータによって指定
-ã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®å\86\85容ã\81\8cç ´å£\8aã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\80\81ã\81\8fã\82\8cã\81\90ã\82\8cã\82\82æ°\97ã\82\92ã\81¤ã\81\91ã\81¦ã\81\84ã\81\9fã\81 ã\81\8d
-ã\81\9fã\81\84ã\80\82ã\81\93ã\81®å\8b\95ä½\9cã\81¯ã\80\81System V ã\81® @command{ptx} ã\81¨ã\81®äº\92æ\8f\9bæ\80§ã\82\92ç¶æ\8c\81ã\81\99ã\82\8bã\81\9fã\82\81ã\81«å¿\85è¦\81ã\81«
-なっているものだが、通常 GNU の規格では、オプションによって指定される
-のではない出力パラメータを、使用しないように勧めている。
+ã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®å\85\83ã\81®å\86\85容ã\81\8cç ´å£\8aã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\80\81ã\81\8fã\82\8cã\81\90ã\82\8cã\82\82æ°\97ã\82\92ã\81¤ã\81\91ã\81¦ã\81\84ã\81\9f
+ã\81 ã\81\8dã\81\9fã\81\84ã\80\82ã\81\93ã\81®å\8b\95ä½\9cã\81¯ã\80\81System V ã\81® @command{ptx} ã\81¨ã\81®äº\92æ\8f\9bæ\80§ã\82\92ç¶æ\8c\81ã\81\99ã\82\8bã\81\9fã\82\81ã\81«
+必要になっているものだが、通常 GNU の規格では、オプションによって
+指定されるのではない出力パラメータを、使用しないように勧めている。
オプションの値や入力テキストファイルとして指定するいかなるファイルに
対しても、ファイル名の代わりに 1 個のダッシュ @kbd{-} を使用することが
現在の設定では、@command{ptx} プログラムは、入力ファイルが符号化に 8-bit の
ISO 8859-1 コード (Latin-1 文字セットとも言われる) を使用しているものと
見なすようになっている。ただし、MS-DOS 用にコンパイルされている場合は
-å\88¥ã\81§ã\80\81ã\81\9dã\81®å ´å\90\88ã\81¯ã\80\81IBM-PC ã\81®æ\96\87å\97ã\82»ã\83\83ã\83\88ã\82\92使ç\94¨ã\81\99ã\82\8b (GNU ã\81® @command{ptx} ã\81\8cå°\8få\9e\8bã\81®
-MS-DOS マシンで使えるかどうか、今ではわからないけれど)。7-bit ASCII と
-比べると、ISO 8859-1 の文字セットは、アルファベットの部分が異なって
+å\88¥ã\81§ã\80\81ã\81\9dã\81®å ´å\90\88ã\81¯ã\80\81IBM-PC ã\81®æ\96\87å\97ã\82»ã\83\83ã\83\88ã\81\8c使ç\94¨ã\81\95ã\82\8cã\82\8b (GNU ã\81® @command{ptx} ã\81\8c
+MS-DOS マシンで使えるかどうか、今ではわからないけれど)。7-bit ASCII
+と比べると、ISO 8859-1 の文字セットは、アルファベットの部分が異なって
いる。そのため、正規表現におけるマッチングの振る舞いが変わってくる。
キーワードに対するデフォルトの正規表現が (訳注: つまり、GNU の拡張が
有効なときの @samp{\w+} が)、英語で使用しない文字や、ウムラウトやアクセント
@itemx --references
各入力行において、行頭にあるホワイトスペース以外の文字の連続を
-参照先情報 (訳注: たとえば、ファイル名、ページ番号、行番号など)
-として扱うようにする。この参照先情報は、その入力行がどこにあるか
-を、作成されるパミューテド・インデックス中で示すために用いられる。
-参照先情報の生成についての詳細は、次節「出力のフォーマット」を
-御覧いただきたい。@xref{Output formatting in ptx}. このオプション
-を使用すると、@option{-S} オプションのデフォルトの値が変更されること
-になる。
-
-このオプションを使用したとき、@command{ptx} プログラムは、参照先情報が
+参照箇所情報 (訳注: たとえば、ファイル名、ページ番号、行番号など)
+として扱うようにする。この参照箇所情報は、その入力行がどこに
+あるかを、作成されるパミューテド・インデックス中で示すために
+用いられる。参照箇所情報の生成についての詳細は、次節「出力の
+フォーマット」を御覧いただきたい。@xref{Output formatting in ptx}.
+このオプションを使用すると、@option{-S} オプションのデフォルトの値が
+変更されることになる (訳注: すなわち、GNU の拡張が有効な場合も、
+@option{-S} オプションのデフォルト値が文末ではなく、行末になる)。
+
+このオプションを使用したとき、@command{ptx} プログラムは、参照箇所情報が
出力される文脈に混入しないようにするが、その試みはそれほど徹底した
ものではない。しかし、文脈が改行できちんと終止していれば、@command{ptx}
はその試みに成功する。もし、@option{-r} オプションが @option{-S} オプションの
デフォルト値とともに使われているか、あるいは、GNU の拡張が無効に
なっているならば、この条件は必ず満たされることになる。従って、
-その場合は、参照先情報が出力される文脈からきちんと分離される。
+その場合は、参照箇所情報が出力される文脈からきちんと分離される。
@sp 1
(訳注: 文脈 (context) というのは、出力については、キーワードと
その前後と考えておけばよいが、入力について言うと、@command{ptx} が操作の
指定されず、しかも、GNU の拡張が有効な場合、@command{ptx} プログラムは、
ダム端末に適した出力フォーマットを選択する。各キーワードは一行の
中央に表示され、前後の文脈がその左右に出力される。コンコーダンス
-としての出力が一目でわかるように、各フィールドはきちんと揃えられる。
-おまけの機能として、次のものがある。自動参照が @option{-A} オプションに
-よって選択されて、左側の文脈の前に表示される場合 (すなわち、@option{-R}
-オプションが選択されていない場合)、参照先情報の後ろにコロンが追加
-される。こうしておくと、参照先情報を GNU Emacs の @code{next-error} 処理に
-うまく渡せるようになるのである。このデフォルトの出力フォーマットでは、
-改行やタブのようなホワイトスペース文字は、それぞれ単にただ 1 個の
-スペースに変換されるだけであり、連続するスペースをわざわざ圧縮する
-ようなことは行われない。この動作は、将来変更されるかもしれない。
-そうしたホワイトスペース文字を除いて、使用している 256 文字からなる
-文字セット中のほかのすべての文字は、入力から出力へと手を加えずに
-そのまま送り出される。
+としての出力が一目でわかるように (訳注: すなわち、どれがキーワードで、
+どれがその前後の語句かわかりやすいように)、各フィールドはきちんと
+揃えられる。おまけの機能として、次のものがある。参照箇所情報の
+自動作成が @option{-A} オプションによって選択され、参照箇所が左側の文脈の
+前に表示される場合には (すなわち、@option{-R} オプションが選択されていない
+場合には)、参照箇所の後ろにコロンが追加される。こうしておくと、
+参照箇所を GNU Emacs の @code{next-error} 処理にうまく渡せるようになる
+のである。このデフォルトの出力フォーマットでは、改行やタブのような
+ホワイトスペース文字は、それぞれ単にただ 1 個のスペースに変換される
+だけであり、連続するスペースをわざわざ圧縮するようなことは行われない。
+この動作は、将来変更されるかもしれない。そうしたホワイトスペース文字
+を除いて、使用している 256 文字からなる文字セット中のほかのすべての
+文字は、入力から出力へと手を加えずにそのまま送り出される。
出力フォーマットは、以下のオプションによって、さらに制御される。
@item -w @var{number}
@itemx --width=@var{number}
-最終的に出力される各行の最大長を指定する。参照先情報を使用する際、
+最終的に出力される各行の最大長を指定する。参照箇所を使用する際、
その長さが最大長に含まれるかどうかは、@option{-R} オプションを付けるか
付けないかよって決まる。@option{-R} オプションを指定しない場合、すなわち、
-参照先情報が左の文脈より前に表示される場合は、すべての参照先情報中
+参照箇所が左の文脈より前に表示される場合は、すべての参照箇所中
の最大長が、出力行の最大長の長さの内に含まれることになる。@option{-R}
-オプションを指定した場合、すなわち、参照先情報が右の文脈より後に
-表示される場合は、参照先情報や、それに先行するフィールドの区切りが
+オプションを指定した場合、すなわち、参照箇所が右の文脈より後に
+表示される場合は、参照箇所や、それに先行するフィールドの区切りが
占める領域は、出力行の最大長の長さに含まれない。
@item -A
@itemx --auto-reference
-参照先情報の自動生成を選択する。ファイル名と行番号からなる参照先
-情報が自動的に生成されて、各入力行に付くことになる。ファイル名と
+参照箇所情報の自動生成を選択する。ファイル名と行番号からなる参照
+箇所が自動的に生成されて、各入力行に付くことになる。ファイル名と
行番号は 1 個のコロンで区切られる。ただし、標準入力から読み込んで
-いる場合は、ファイル名は空になる。@option{-A} と @option{-r} の両方のオプションが
-指定されている場合は、入力にある参照先情報はやはり読み込まれた上で、
-本文としては無視されるが、出力時に使用されるのは、自動生成された
-参照先情報の方である。すなわち、入力にある参照先情報は、上書きされる。
+いる場合は、ファイル名は空になる。@option{-A} と @option{-r} の両方のオプション
+が指定されている場合は、入力中にある参照箇所情報が読み込まれた上で、
+本文から外されることは @option{-r} 単独の場合と同じだが、出力時に使用
+されるのは、自動生成された参照箇所の方である。すなわち、入力中に
+ある参照箇所情報は、自動生成されたもので置き換えられる。
@item -R
@itemx --right-side-refs
デフォルトの出力フォーマットでは、@option{-R} オプションを使用しない場合、
-@option{-r} や @option{-A} オプションの働きによって生成される参照先情報は、出力行
-の左の端、すなわち、左の文脈の前に表示される。それに対して、デフォ
-ルトの出力フォーマットで @option{-R} オプションを指定した場合、参照先情報
-が表示されるのは、各出力行の右端、すなわち、右の文脈の後ろになる。
-ほかのいかなる出力フォーマットにおいても、基本的に @option{-R} オプション
-は無視されるが (訳注: デフォルト以外の出力フォーマットでは、@option{-R}
-オプションがあってもなくても、参照先情報は右端に出力される)、
-それでも、@option{-R} オプションが付いていると、参照先情報の長さが、@option{-w}
-で指定した出力行全体の長さの内に入らないという働きだけは残る。
+@option{-r} や @option{-A} オプションの働きによって生成される参照箇所は、出力行
+の左の端、すなわち、左の文脈の前に表示される。それに対して、
+デフォルトの出力フォーマットで @option{-R} オプションを指定した場合、
+参照箇所が表示されるのは、各出力行の右端、すなわち、右の文脈の
+後ろになる。ほかのいかなる出力フォーマットにおいても、基本的に @option{-R}
+オプションは無視されるが (訳注: デフォルト以外の出力フォーマット
+では、@option{-R} オプションがあってもなくても、参照箇所は右端に出力
+される)、それでも、@option{-R} オプションが付いていると、参照箇所の
+長さが、@option{-w} で指定した出力行全体の長さの内に入らないという働き
+だけは残る。
このオプションは、GNU の拡張が無効であるときは、常に自動的に選択
される。
@sp 1
(訳注: 下記の @var{tail} と @var{head} については、前節 @option{--sentence-regexp}
オプションの説明の終わりから 2 番目のパラグラフをご覧いただきたい。
-@var{ref} は参照先情報である。)
+@var{ref} は参照箇所である。)
@smallexample
.xx "@var{tail}" "@var{before}" "@var{keyword_and_after}"@c
@samp{xx} の部分のみ指定する)。
この出力フォーマットでは、改行やタブのような非表示文字は、それぞれ
-ã\81\9fã\81£ã\81\9f 1 å\80\8bã\81®ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\81«å¤\89æ\8f\9bã\81\95ã\82\8cã\80\81é\80£ç¶\9aã\81\99ã\82\8bã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\82\92ã\82\8fã\81\96ã\82\8fã\81\96å\9c§ç¸®ã\81\99ã\82\8b
-ようなことは行われない。ダブルクォート文字 @kbd{"} はそれぞれ二重化
-されるので、@command{nroff} や @command{troff} によって正しく処理される。
+ã\81\9fã\81 1 å\80\8bã\81®ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\81«å¤\89æ\8f\9bã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81 ã\81\91ã\81§ã\80\81é\80£ç¶\9aã\81\99ã\82\8bã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\82\92ã\82\8fã\81\96ã\82\8fã\81\96
+圧縮するようなことは行われない。ダブルクォート文字 @kbd{"} はそれぞれ
+二重化されるので、@command{nroff} や @command{troff} によって正しく処理される。
@item -T
@itemx --format=tex
@sp 1
(訳注: 下記の @var{tail} と @var{head} については、前節 @option{--sentence-regexp}
オプションの説明の終わりから 2 番目のパラグラフをご覧いただきたい。
-@var{ref} は参照先情報である。)
+@var{ref} は参照箇所である。)
@smallexample
\xx @{@var{tail}@}@{@var{before}@}@{@var{keyword}@}@c
@noindent
従って、あとは、出力の整形を担当する @code{\xx} コマンドの定義を
-出力ファイルに書き込めばよいことになる。なお、参照先情報の生成が
+出力ファイルに書き込めばよいことになる。なお、参照箇所の生成が
行われていない場合、すなわち、@option{-A} オプションも @option{-r} オプションも
-指定されていない場合は、各 @code{\xx} 呼び出しの最後の引数は出力
+æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84å ´å\90\88ã\81«ã\81¯ã\80\81å\90\84 @code{\xx} å\91¼ã\81³å\87ºã\81\97ã\81®æ\9c\80å¾\8cã\81®å¼\95æ\95°ã\81¯å\87ºå\8a\9b
されないことに注意していただきたい。@samp{xx} を別のマクロ名に変更する
には、@option{-M} オプションを使用すればよい (訳注: @option{-M "xx"} のように、
@samp{xx} の部分のみ指定する)。
@code{\^@{ @}} と @code{\~@{ @}} というシーケンスになる (訳注: 実際には @code{@{@}}
の位置に a なり e なりといった文字が来る)。使用している文字セット
中の他の発音区別符が付いている文字についても、可能なかぎり、適切な
-@TeX{} のシーケンスが生成される。改行やタブのような他の非表示文字や、
-ASCII の文字セットに属さない他のすべての文字は、単にただ 1 個の
-ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\81«å¤\89æ\8f\9bã\81\95ã\82\8cã\80\81é\80£ç¶\9aã\81\99ã\82\8bã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\82\92ã\82\8fã\81\96ã\82\8fã\81\96å\9c§ç¸®ã\81\99ã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81ªã\81\93ã\81¨ã\81¯
-行われない。@TeX{} のための特殊文字の処理は以上のようなものだが、
-改善する方法があれば、作者までお知らせいただきたい。
+@TeX{} のシーケンスが生成される。それ以外の文字については、改行やタブ
+のような非表示文字や、ASCII の文字セットに属さない他のすべての文字
+ã\81¯ã\80\81å\8d\98ã\81«ã\81\9fã\81 1 å\80\8bã\81®ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\81«å¤\89æ\8f\9bã\81\95ã\82\8cã\80\81é\80£ç¶\9aã\81\99ã\82\8bã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\82\92ã\82\8fã\81\96ã\82\8fã\81\96
+圧縮するようなことは行われない。@TeX{} のための特殊文字の処理は以上の
+ようなものだが、改善する方法があれば、作者までお知らせいただきたい。
@end table
オプションで指定しない出力パラメータを持つのは、危険な習慣であり、
GNU では、できるだけ避けるようにしている。従って、@command{ptx} を GNU と
System V のどちらでも、問題なく同じように使いたいなら、入力ファイル
-ã\82\92常に一つしか使わず、実行結果は常に標準出力に出力されるものと考えて
+ã\81¯常に一つしか使わず、実行結果は常に標準出力に出力されるものと考えて
おいた方がよい。また、@command{ptx} を使用してアプリケーションを作成する
-å ´å\90\88ã\81«ã\81¯ã\80\81ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8b @command{ptx} ã\81\8c @option{-G} ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92å\8f\97ã\81\91
-入れることに気がついたら、@command{ptx} を呼び出すとき、@option{-G} オプションを
-必ず付けるようにしておきたくなるかもしれない。
+å ´å\90\88ã\81«ã\81¯ã\80\81ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8b @command{ptx} ã\81§ @option{-G} ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81\8c使ç\94¨
+できるとわかれば、@command{ptx} を呼び出すとき、@option{-G} オプションを必ず付ける
+ようにしたくなるかもしれない。
@item
System V の @command{ptx} で利用できるオプションは、@option{-b}, @option{-f}, @option{-g},
@option{-i},
@option{-o}, @option{-r}, @option{-t}, @option{-w} だけである。他のオプションは、すべて GNU の
-拡張だが、今この箇条書きで繰り返すことはしない。なお、オプション
-の中には、以下で述べるように、GNU の拡張が有効になっていると、
-意味が少し変わるものもある。
+拡張だが、今この箇条書きで繰り返すことはしない。なお、オプションの
+中には、以下でも述べているように、GNU の拡張が有効になっていると、
+効果が少し変わるものもある。
@item
GNU の拡張のデフォルトでは、コンコーダンス出力のフォーマットは、
たかったら、@option{-O} オプションを使用すればよい。
@item
-@option{-R} オプションを使用しないと、参照先情報の最大長が、出力行全体
-の長さから差し引かれる。GNU の拡張を無効にすると、参照先情報の
+@option{-R} オプションを使用しないと、参照箇所の最大長が、出力行全体
+の長さから差し引かれる。GNU の拡張を無効にすると、参照箇所の
長さは、出力行の長さの勘定に入らないことになる。
@item
tr [@var{option}]@dots{} @var{set1} [@var{set2}]
@end example
-@command{tr} は標準入力を標準出力にコピーする際に、次の操作の一つを行う。
+@command{tr} は標準入力を標準出力にコピーするが、その際に次の操作の一つを
+行う。
@itemize @bullet
@item
numfmt, ptx, tsort, chcon, runcon を翻訳
@item
-2015-11-11@*
+2015-12-25@*
numfmt の章の構成を修正。訳文の訂正と細かい変更 by 長南洋一
@end itemize