--- /dev/null
+<H2>** HowTo build/install Qt porting for Common Source Code Project **</H2>
+<H3>-- CSP/Qt(略称)のビルドとインストールの仕方<H3>
+<div align="right">
+<H3>Oct 08, 2020<BR>
+K.Ohta <whatisthis.sowhat _at_ gmail.com></H3>
+</div>
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+はじめに
+========
+この文章では、Qt porting for Common Source Code Project (CSP/Qt)のビルド手順について記述します。
+
+用意すべきもの(標準)
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+--GCC又はCLANGなどの、コンパイラツールチェイン
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+--CMake (3.9以上推奨)
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+- 以下の開発ライブラリ(大抵のGNU/Linux OSやBSD系のOSなどではパッケージマネージャ(dfnやaptなど)で入るはずです。)が必要になります。**なお、現状、表示にOpenGL2.1以上かOpenGL ES2以上が必要になります**。
+ - QT5 (QTCore, QtOpenGL, QtNetworkなど) <https://www.qt.io/>
+ - SDL2 <https://libsdl.org/>
+ - libAV <http://ffmpeg.org/>
+ - zlib <http://zlib.net/>
+ その他、色々必要になります。
+
+- Windows向けのビルドの場合、OpenGL ESを実装した[Angle Project](<https://github.com/Microsoft/angle>)が実行に必要になるかもしれません。これは、Google Chromeブラウザのオープンソース版である[Chromium Project](<http://www.chromium.org/>)のWindow (x86 32bit)ビルドの中にある、libEGL.dllとlibGLESv2.dllを使えばどうにかなります。
+
+## なお、Windows向けのビルドをするための環境を、Dockerの形でビルドして使うと便利です。
+## Dockerレポジトリは <https://hub.docker.com/r/artanejp/mingw-w64-llvm10-ubuntu20.04>
+## 元のDockerfileは <https://github.com/Artanejp/llvm-mingw>
+
+ビルド手法
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+
+既にgitからcloneしたりリリースに添付されたソースコードを解凍してビルドする場合、
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+$ `cd ${SRCROOT}/source`
+$ `mkdir build`
+$ `cd build/`
+$ `cmake ..`
+$ `make`
+
+とすればとにかくのビルドが可能ですが、**標準的な設定パラメータを収めたシェルスクリプトを、${SRCROOT}/source/sample-scripts/ 以下に入れてあります(まだまだ追加するかも)**。
+
+このサンプルを使って、
+$ `cd ${SRCROOT}/source`
+$ `mkdir build`
+$ `cd build/`
+$ `cp ../sample-scripts/build_default_vars.llvm.sh .`
+とビルドディレクトリに取って来た後で、
+$ `sh ./build_default_vars.llvm.sh`
+などとしてブートストラップ設定をして、CMakeがエラー起こさなかったら、
+$ `make {色々オプション}`
+としてビルドしてみましょう。
+
+インストール手法
+===============
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+普通は、 # `make install`で可能なはずです。Windowsビルドの場合は、まだToDoです。
+ Last Update: Oct 08, 2020 04:52:37