\fI注\fP: このシステムコールには glibc のラッパー関数は存在しない。「注意」の節を参照。
.SH 説明
-\fBNote\fP: This system call is present only in kernels before Linux 2.6.
+\fB注意\fP: このシステムコールが存在するのは、カーネル 2.6 より前の Linux だけである。
\fBquery_module\fP() は、ローダブルモジュールに関する情報をカーネルに問い合わせる。 情報は \fIbuf\fP
が指し示すバッファに格納されて返される。 呼び出し元は \fIbuf\fP のサイズを \fIbufsize\fP に指定しなければならない。
与えられたバッファの大きさが小さすぎる。 \fIret\fP には最小限必要なバッファのサイズが設定される。
.TP
\fBENOSYS\fP
-\fBquery_module\fP() is not supported in this version of the kernel (e.g., the
-kernel is version 2.6 or later).
+\fBquery_module\fP() はこのバージョンのカーネルではサポートされていない (例えば、カーネルのバージョンが 2.6 以降)。
.SH バージョン
.\" Removed in Linux 2.5.48
このシステムコールが存在するのはカーネル 2.4 までの Linux だけである。 Linux 2.6 では削除された。
.SH 準拠
\fBquery_module\fP() は Linux 固有である。
.SH 注意
-Some of the information that was formerly available via \fBquery_module\fP()
-can be obtained from \fI/proc/modules\fP, \fI/proc/kallsyms\fP, and the files
-under the directory \fI/sys/module\fP.
+以前 \fBquery_module\fP() で得られた情報のいくつかは、 \fI/proc/modules\fP, \fI/proc/kallsyms\fP および
+\fI/sys/module\fP ディレクトリ内のファイルから取得できる。
glibc はこのシステムコールに対するラッパー関数を提供していない。おそらくないと思うが、古いカーネルでこのシステムコールを使いたい場合は
\fBsyscall\fP(2) を使うこと。